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二十四詩品 十七 委曲

一 雄渾 二 冲淡 三 繊穠
四 沈著 五 高古 六 典雅
七 洗煉 八 勁健 九 綺麗
十 自然 十一 含蓄 十二 豪放
十三 精神 十四 縝密 十五 疎野
十六 清奇 十七 委曲 十八 実境
十九 悲概 二十 形容 二十一 超詣
二十二 飄逸 二十三 曠達 二十四 流動
    
 十七 委曲いきょく
登彼太行、翠繞羊腸。
かの太行に登れば、翠みどり めぐること羊腸のごとし。
杳靄流玉、悠悠花香。
ようたるもやに流るる玉、悠悠たる花のかおり。
力之於時、聲之於羌。
これをつとむるに時においてし、これを声するにきょうにおいてす。
似往已迴、如幽匪藏。
往くがごとくにしてすでにめぐり、幽なるがごとくにしてかくるるにあらず。
水理漩洑、鵬風翺翔。
水理 漩洑せんぷくして、鵬風ほうふう 翺翔こうしょうす。
道不自器、與之圓方。
道はよりせず、これと円方せよ。