二十四詩品 十三 精神
十三 精神
欲返不盡、相期與來。
返さんと欲するも尽くさず、相い期して与に来る。
明漪絶底、奇花初胎。
明漪 底を絶し、奇花 初めて胎す。
青春鸚鵡、楊柳樓臺。
青春の鸚鵡、楊柳の楼台。
- 樓 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「池」に作り、「池一本作樓」との注あり。
碧山人來、清酒深杯。
碧山 人来たり、清酒 杯に深し。
- 深 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「滿」に作り、「滿一本作深」との注あり。
生氣遠出、不著死灰。
生気遠く出で、死灰を著さず。
妙造自然、伊誰與裁。
妙は自然に造り、伊れたれか裁に与らん。