二十四詩品 八 勁健

一 雄渾 二 冲淡 三 繊穠
四 沈著 五 高古 六 典雅
七 洗煉 八 勁健 九 綺麗
十 自然 十一 含蓄 十二 豪放
十三 精神 十四 縝密 十五 疎野
十六 清奇 十七 委曲 十八 実境
十九 悲概 二十 形容 二十一 超詣
二十二 飄逸 二十三 曠達 二十四 流動
    
 八 勁健けいけん
行神如空、行氣如虹。
神を行うことそらのごとく、気を行うことにじのごとし。
巫峽千尋、走雲連風。
巫峽ふきょう 千尋せんじんにして、走雲 風につらなる。
飮眞茹強、蓄素守中。
真をふくみて強をはぐくみ、素をたくわえて中に守る。
喩彼行健、是謂存雄。
彼の行くことのすこやかなるにたとうれば、これ雄を存すと謂う。
天地與立、神化攸同。
天地ともに立ち、神化ここに同じゅうす。
期之以實、御之以終。
これを期するに実をもってし、これをぎょするに終をもってせよ。