二十四詩品 七 洗煉
七 洗煉
如礦出金、如鉛出銀。
鉱より金を出だすがごとく、鉛より銀を出だすがごとし。
- 如 … 『全唐詩』では「猶」に作る。『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)でも「猶」に作り、「猶一本作如」との注あり。
超心錬冶、絶愛緇磷。
心を超えて錬冶し、緇磷を愛しむを絶つ。
空潭瀉春、古鏡照神。
空潭は春を瀉ぎ、古鏡は神を照らす。
體素儲潔、乘月返眞。
素を体して潔を儲わえ、月に乗じて真に返る。
載瞻星氣、載歌幽人。
載ち星気を瞻め、載ち幽人を歌わん。
- 氣 … 『二家詩品』(『和刻本漢籍隨筆集 16』所収)では「辰」に作り、「辰一本作氣非」との注あり。
流水今日、明月前身。
流水は今の日、明月は前の身。