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逝く者は斯くのごときかな、昼夜を舎かず

ものくのごときかな、ちゅうかず
  • 出典:『論語』子罕第九16(ウィキソース「論語/子罕第九」参照)
  • 解釈:過ぎ去るものはこの川の水のようなものであろうか、昼となく夜となく、休むことなしに。人の世のはかなさを嘆いた言葉。「逝」は、過ぎ去る。「舎」は、捨てる、取り除くの意。この言葉は「せんじょうたん」として有名。
  • 論語 … 孔子(前552~前479)とその門弟たちの言行録。四書の一つ。十三経の一つ。二十編。儒家の中心的経典。我が国へは応神天皇の代に伝来したといわれている。ウィキペディア【論語】参照。
子在川上曰、逝者如斯夫、不舍晝夜
かわほとりりていわく、ものくのごときかな、ちゅうかず。
  • 川上 … 川のほとり。
  • 逝者 … 過ぎ去って、かえらないもの。
  • 如斯 … このようである。「斯」は、川の水を指す。
  • 夫 … ~だなあ。
  • 不舎昼夜 … 昼となく夜となく。昼も夜も休まないで。昼夜の区別なく。
  • 詳しい注釈と現代語訳については「子罕第九16」参照。
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論語の名言名句