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桃源郷

桃源郷とうげんきょう
  • 出典:陶淵明「桃花源記」
  • 解釈:俗世間を離れた平和な世界。「桃源」「武陵桃源」も同じ。
晉太元中、武陵人捕魚爲業。
しん太元たいげんちゅう武陵ぶりょうひとうおとらうるをなりわいす。
  • 晋太元中 … 東晋の太元年間。376年~396年。
  • 武陵 … 湖南省常徳県の西。
  • 業 … 生業なりわい
縁溪行、忘路之遠近。
たにりてき、みち遠近えんきんわする。
  • 渓 … 谷川。
  • 縁 … 沿って。
  • 遠近 … 距離の遠さと近さ。
忽逢桃花林、夾岸數百歩、中無雜樹、芳草鮮美、落英繽紛。
たちま桃花とうかはやしう、きしはさむことすう百歩ひゃっぽなか雑樹ざつじゅく、芳草ほうそう鮮美せんびにして、落英らくえい繽紛ひんぷんたり。
  • 桃花林 … 桃の花が咲いた林。
  • 無雑樹 … 「雑樹」はいろいろな種類がまじった立ち木。ここでは桃以外の木が一本もない様子。
  • 芳草 … よい香りのする草花。
  • 鮮美 … いきいきと色あざやかで美しい。
  • 落英繽紛 … 落花が乱れ散るさま。
漁人甚異之。
漁人ぎょじんはなはこれあやしむ。
  • 漁人 … 漁師。
  • 異 … あやしむ。不思議だと思う。
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た行 な行 は行
ま行 や行 ら行・わ