慎独
慎独
- 〔出典〕 『大学』伝六章、『中庸』第一章
- 〔解釈〕 《「礼記」大学の「君子は必ず其の独りを慎むなり」などから》自分一人のときでも、行いを慎み雑念の起こらないようにすること。(Yahoo!辞書 大辞泉 【慎独】)
〔大学、伝六章〕
所謂誠其意者、毋自欺也。如惡惡臭、如好好色。此之謂自謙。故君子必慎其獨也。
所謂其の意を誠にすとは、自ら欺く毋きなり。悪臭を悪むが如く、好色を好むが如くす。此を之自ら謙くすと謂う。故に君子は必ず其の独りを慎むなり。
〔中庸、第一章〕
道也者、不可須臾離也。可離非道也。是故君子戒愼乎其所不睹、恐懼乎其所不聞。莫見乎隱、莫顯乎微。故君子愼其獨也。
道なる者は、須臾も離る可からざるなり。離る可きは道に非ざるなり。是の故に君子は其の睹えざる所に戒慎し、其の聞えざる所に恐懼す。隠れたるより見わるるは莫く、微かなるより顕かなるは莫し。故に君子は其の独りを慎むなり。