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牆に耳あり

かきみみあり
  • 出典:『管子』君臣下
  • 解釈:秘密が漏れやすいことのたとえ。「しょうに耳あり」とも。「壁に耳あり」と同じ。
古者有二言。牆有耳、伏寇在側。牆有耳者、微謀外泄之謂也。伏寇在側者、沈疑得民之道也。
古者いにしえ二言にげんり。かきみみり、伏寇ふくこうかたわらり。かきみみりとは、微謀びぼうそとるるのいいなり。伏寇ふくこうかたわらりとは、沈疑ちんぎたみるのいいなり。
  • 二言 … 二つの名言。
  • 牆 … 垣根。土塀。
  • 伏寇 … 隠れ潜む敵。
  • 微謀 … 秘密のはかりごと。
  • 沈疑 … 君主から疑われ、身を隠した人。
微謀之泄也、狡婦襲主之請、而資游慝也。沈疑之得民也者、前貴而後賤者、爲之驅也。
微謀びぼうるるや、狡婦こうふしゅじょうりて、游慝ゆうとくたすくればなり。沈疑ちんぎたみるや、さきたっとくしてのちいやしきものこれせばなり。
  • 狡婦 … ずる賢い女性。後宮の女官をさす。
  • 請 … 情。
  • 游慝 … 遊説家の悪人。
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