刎頸の交わり
刎頸の交わり
- 〔出典〕 『史記』廉頗藺相如列伝、『十八史略』春秋戦国・趙
- 〔解釈〕 その友のためなら、たとえ首を切られても悔いないくらいの親しい交際。(Yahoo!辞書 大辞泉 【刎頸の交わり】)
〔十八史略、春秋戦国、趙〕
相如曰、夫以秦之威、相如廷叱之、辱其羣臣。相如雖駑、獨畏廉將軍哉。顧念強秦不敢加兵於趙者、徒以吾兩人在也。今兩虎共鬭、其勢不倶生。吾所以爲此者、先國家之急、而後私讐也。
相如曰く、夫れ秦の威を以てすら、相如之を廷叱して、其の群臣を辱む。相如、駑なりと雖も、独り廉将軍を畏れんや。顧念するに強秦の敢えて兵を趙に加えざる者は、徒吾が両人の在るを以てなり。今、両虎共に闘わば、其の勢い倶に生きず。吾の此を為す所以の者は、国家の急を先にして、私讐を後にするなり、と。
頗聞之、肉袒負荊、詣門謝罪。遂爲刎頸之交。
頗之を聞き、肉袒して荊を負い、門に詣って罪を謝し、遂に刎頸の交わりを為す。