06-01 子曰。雍也可使南面。仲弓問子桑伯子。子曰。可也簡。仲弓曰。居敬而行簡。以臨其民。不亦可乎。居簡而行簡。無乃大簡乎。子曰。雍之言然。
子曰く、雍や南面せしむべし。仲弓、子桑伯子を問う。子曰く、可や簡なり。仲弓曰く、敬に居りて簡を行ない、もってその民に臨むは、また可ならずや。簡に居りて簡を行なうは、すなわち大だ簡なるなからんや。子曰く、雍の言うことしかり。
- 雍也可使南面 … 四部叢刊初篇所収正平本・縮臨本等では「雍也可使南面也」に作る。
- 可也簡 … 従来は「可なり、簡なり」と訓み、「よろしい、こせこせしないから」と解釈してきたが、ここでは宮崎市定の訓みに従った。「可」を子桑伯子の名と推測し、「可はおおまかな人間だ」と訳している。詳しくは『論語の新研究』106頁以下参照。